兵庫区今出在家町の兵庫運河沿いの道路が、何と水族園に大変身。運河の防潮堤を利用した「防潮堤水族園」がオープンし、平成18年11月12日、多数の地域住民や関係者を集めてお披露目されました。
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ここはもともと、違法駐車や不法投棄で、大きな課題を抱えた場所でしたが、平成16年8月には、地域と警察・行政の協働により、車やごみが一掃されました。平成17年10月と翌年3月には、「この道路をもっと魅力的なものにしよう」と、2度にわたってワークショップが開催され、そこで出されたアイデアのひとつが、「防潮堤にペイントして、地域を活性化させよう!」というものでした。
平成18年5月には、和田岬校区防災福祉コミュニティに実行委員会が設置され、このプロジェクトの実現に向けて熱心な議論が行われました。その中で固まったコンセプトが「水族園」。笠松商店街周辺で展開されている「シャッター動物園」との相乗効果による地域全体の盛り上げも狙っています。また、老朽化した防潮堤に直接ペイントせず、絵が描かれたパネルを防潮堤に取り付けることに変更するなど、実施上・管理上の問題も地域の知恵でクリアしました。
パネルに描かれた作品は、和田岬小学校出身で、ワケトンのキャラクターデザインでお馴染みの山崎秀昭さんによる須磨水族園の水中生物のキャラクター作品に、和田岬小学校、吉田中学校、県立兵庫工業高校の生徒たちからの応募作品を加えた、全52作品。歩いて楽しく、見て楽しい、地域の新名所が誕生しました。
思えば、2年前に違法駐車やごみの問題を解決しようと結集した「地域の力」が種となり、今「防潮堤水族園」という花がひとつ咲きました。これからまた、どんな花が咲くのか、とても楽しみです。
防潮堤の変遷


和田岬校区防災福祉コミュニティの上田忠俊委員長は「このギャラリーを『運河を活かしたまちづくり』の第一歩と考えています。地域住民はもとより、和田岬を訪れた方々にも憩い、和んでいただける場となり、兵庫運河活性化のはずみになってほしい。」と。