30年前放送されたドラマの舞台として一躍有名になった神戸屈指の観光地、北野・山本地区は、慶応3年の開港以降、神戸の港と街並みが一望できる見晴らしのよいこの地に外国人が多く移り住み今の異人館街が形成されました。
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この地域で活動し、昨年、設立25周年を迎えた「北野・山本地区をまもり、そだてる会(北野町1~4丁目、山本通1~3丁目の6つの自治会、婦人会、2つの商業者組織、約4100人)」は急増する観光客による観光公害対策としてクリーン作戦を行うなどの街の美化活動や、まちづくり計画にもとづく「まちの記憶を引き継ぐ運動」として、インフィオラータこうべ「北野坂」等を開催しています。
また、阪神・淡路大震災による異人館への被害から、「異人館基金」を創設し、昨年はフランス、パリのモンマルトル地区と友好提携しました。このように、住民・事業者を問わず様々な組織が連携しあい、日頃のおつきあいを深めていくなかで、会員ひとりひとりが力を合わせ、北野・山本地区のもつ歴史的環境をまもり、そだて、この地区を住みよい個性豊かな住宅地としての健全な発展をめざしています。
「まちは住み続けることで文化の継承や伝統を守っていくことができます。歴史的な建造物を移築して保存することも可能ですが、私たちはこのまちに住みながら歴史を伝えていきたいです。」
■北野・山本地区をまもり、そだてる会の浅木会長(最前列右から3番目)と会員の皆さん