東灘区の住宅街の一角に2基の水車が清涼感いっぱいの空間を創出してくれています。かつて水車産業が盛んであった地域です。住吉川流域には88基もの水車がありましたが、現存する水車は、平成14年に再建されたものです。
山田区民会では、水車を活用した地域住民の交流活動に取り組んでいます。例年1月に行われる「水車寄席」では、会場が満員になる約80人の参加があり、ぜんざいと水車の動力を使って石臼で粗曳きにしたコーヒーが振舞われます。また、地元の渦が森小学校では体験学習として、児童が米作りに取り組み、収穫したもち米は水車を使って精米しています。12月にはそのもち米を使ったもちつき大会が行われています。
こわれて使えなくなった水車も、公園の花壇に再利用するなど、まちづくりに活かされています。

山田区民会会長 廣岡 俊司さん
「地域の歴史的財産を活かしたまちづくりに取り組んでいる。将来的には、発電にも活用して、街灯で地域を明るく照らしたい。」