「安全・安心」に厚み地域ぐるぐるパトロールは、灘区内で働く新聞、郵便、乳飲料の配達員、メーター検針員ら19事業者、約500人が、業務中に不審人物・不審車両等を目撃したときに110番通報するシステムで、昨年12月にスタートしました。 post_58
地域団体などによる子供の見守り活動や地域パトロールに加えて、地域で働く方々の参画により地域の防犯力に厚みを増しています。さらに、異なる事業者が、それぞれの事業の中でパトロールを実施するので、活動範囲も、生活道路を中心に、大通りから路地裏まできめ細かく、活動時間も早朝から夜間まで見回ることができます。
専用グッズで地域を見守る
事業者は、白地に赤色の文字で「防犯」と書かれた「灘・地域ぐるぐるパトロール」専用のステッカー、腕章、ワッペンなどを貼付・着用することで、だれでもすぐにわかるよう工夫しています。目につくグッズにより、「安全・安心」の意識が高いということを発信することで、犯罪の抑止効果が期待できます。さらに、子どもたちにとっては、グッズを目にすることで「見守ってもらっている」という安心感も生まれます。
犯罪件数の減少も
灘区役所が発信している「あんぜん・あんしん なだ防犯ナビ」によると、地域ぐるぐるパトロールがスタートした後の、平成20年1月から8月の犯罪件数のうち、平成19年の同時期に比べて、「ひったくり」や「空き巣」などの犯罪は、発生件数が大きく減少しています。
地域ぐるぐるパトロールの取り組みが、区内の発生件数を減らすことに、少しでもお役に立っているとしたら、今後の活動の弾みになる、と協力事業者の山口さん。
協力事業者を増やし、認知度をいっそう高めることで、地域での更なる防犯力アップが期待されます。

神戸新聞東部販売会会長の山口憲二さん
「防犯への協力は、地域で仕事をする事業者としての社会貢献の一環です。今後は、大雨による道路冠水や側溝の増水など自然災害にも注意したい。」