のどかな田園風景が広がる北区には、今でもおよそ750棟もの茅葺き民家が現存します。しかし、その数は年々減る一方。番組では、茅葺き民家を守る人々をご紹介します。
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北区では12月、魅力ある茅葺き民家を次世代に引き継ごうと、「茅葺きシンポジウム」が開かれ、保存や活用方法などを学ぶよいきっかけづくりとなりました。シンポジウムの後は、県指定の重要文化財・内田家住宅の茅葺き屋根の茅差し見学会が行われました。
八多町では地域のシンボルになるようにと、茅葺き民家を移築し地域福祉センターとして利用。その屋根に利用する茅づくりがきっかけで、数年前から、自治会などと八多中学校の生徒との茅刈りイベントが行われています。また、淡河町では、若手かやぶき職人が中心となって、淡河かやぶき屋根保存会「くさかんむり」が発足。あぜなどの遊休地を利用して地域で茅を育てようと、土壌調査や環境整備が進められています。
番組では、茅葺き屋根のある風景や美しい自然を地域ぐるみで守っていこうと、「茅」をキーワードとして北区ですすめられる取り組みをご紹介します。

八多町自治協議会会長の狩俣芳夫さん
「茅刈りイベントを通し、茅の調達はもちろんですが、地域と子どもたちがふれあう機会になれば。」

茅葺き職人の塩澤実さん
「都会のすぐそばに多数現存する茅葺き民家は、神戸の財産。茅を育て刈り取ることから、民家保存の取り組みをすすめたい。」