運動を始めたころは、先行きが見えず、動員や資金そして活動計画をどう作り上げていくかなど、苦労しました。でも、最終的にはすごい動員数を得ることができ、集まった資金は、訴訟に有効に活用しました。
家族の理解を得ることも大変で、危険を伴う活動であり、家族に危害が及ばないかと心配が尽きませんでした。
代表者として自分を励まし気丈に振舞い、苦労を見せないしんどさは表現しようがないですね。
地道な説得活動を続けたことで、最初は、理解を示してくれなかった人たちも、次第に運動に関心を持ってくれました。この運動が成功したのは、地域の人の協力と、資金のおかげです。
暴追運動でさらに強めた結束力を今後どのようにまちづくりに活かすかが大切です。リーダーの指導力と、地域住民の合意形成がポイントとなると思ってい
ます。
真野地区まちづくり推進会代表 三原 廣巳さん
毎晩、夜警に出ていましたが、主婦の仕事もあって、それは大変でした。最初は、「これがいつまで続くのかな」と思いました。
こういうことは、一人ひとりの力が大事で、「自分ひとりぐらい行かんでもええわ」って行かなかったら、活動が続かなくなると思い、近所の人を誘い合って行きました
。
今まで以上に人のふれあいが広がりました。毎晩、子どもたちが応援してくれ、今日は行きたくない、と思ってもその声援に応えるために頑張りました。
問題があったときにこそ、住民が結束して、一生懸命取り組むことで解決できると思いました。住民パワーが、みんなの勇気を解決へと向けたのです。また、よき指導者がいること、それに従うことも大事です。子どもたちが、ポスターや張り紙を作ってくれ応援してくれました。一人ひとりの力は小さいけれど、それが集まったときの力はすごいです。大人も子どもも一丸となることができたから成功したのだと思います。
同会 庶務部長 植西 春子さん
「暴力団の人が店に買物に来てくれる、溝を掃除していた」というような声を、人から聞いたこともあります。しかし、町で出会い怖がっている人もたくさんいたのも事実で、最初は、みんなの気持ちもさまざまでした。
運動が始まってからは、何でも一生懸命の真野地区のことなので、暴力団に対して住民が一丸となって動きました。そして、賛同してくれる人たちも増え、お金も集まって、お芝居もしたり、みんなの関心を集める活動もしていくなかで、まちがひとつになる、という実感がしました。
同会 副代表 石原 保子さん