多文化共生センターひょうごは、多言語による医療や子育ての相談などをはじめとして、在日外国人支援や異文化理解への啓発活動を行っています。
外国人が神戸で生活する際には、言葉の違いだけでなく、文化や習慣の違いでとまどうことが多く、また、日本語を学ぼうとしても、学習用テキストには、日常生活の場面で実際に使われる言葉が少ないため、この2つの目的を組み合わせた、日本語も学べる生活情報ガイドを作成しました。
ポルトガル語、スペイン語、中国語、英語の4言語で作成し、ごみの分別や、水道・ガス、医療、出産・子育て、教育、災害などの生活に密着した内容について、よく使う単語や会話に加え、母語で理解するための情報と、さらに詳しい情報が載っているウェブサイトが紹介されています。
各国と日本の生活習慣の違いで、伝えるべき情報は異なりますし、単なる情報提供ではなく、学ぶための日本語やローマ字表記が求められますので、地域の日本語教室で活動している日本語教師やボラ
ンティア等と意見交換を重ねて作成しました。作成段階から期待を集め、完成後には早速、教材として活用されています。
多文化共生センターひょうごの北村広美さん
「実際に調べてみると、元々日本に暮らしている私たちでも、知らなかったり、勘違いしていたりすることが多いことに、改めて気づかされることがたくさんありました。時期的に日本語学習意欲も上がってきているようで、他の言語も作成してほしいという声をいただいています。」