◆震災モニュメント交流ウオーク
市内外の公園や街角、学校などには、数多くの阪神・淡路大震災の「慰霊碑」「追悼碑」「モニュメント」が設置されています。NPO法人 阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」では、その所在地を記した地図「震災モニュメントマップ」を1999年から発行・改訂してきました。
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このマップを使ってモニュメントを巡り歩く「震災モニュメント交流ウオーク」という活動が1999年に生まれました。毎年4回実施しており、今年4月に50回目を迎えます。モニュメントは288箇所把握されていますが、毎回その中から5箇所程度を巡り、地域の皆さんから震災当時の話を聞くなど、参加者と地域の交流を図っています。
また、「震災モニュメントマップ」のデータ化にも取り組んでおり、モニュメントのマップや説明が保存されたCD-Rを、市内の小中学校に配布する予定です。

NPO法人 阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」理事の岸本昌市さん
「11年前の1998年暮れにマップが出るという話を聞き、翌年4月に長田のウォークに参加したのが始まりでした。関係メンバーの隙間を埋めているうちにいつの間にか中心に。次回で50回を迎えます。マップのCD化も目処がつき、これからは20年に向かって、自身が10年間かかわってきたことの整理をしたいと思っています。」
◆慰霊と復興のモニュメント「1.17希望の灯り」の分灯
中央区の東遊園地の慰霊と復興のモニュメントは、阪神・淡路大震災を記憶し、復興の歩みを後世に伝え、犠牲者の慰霊と市民への励まし、大規模災害に対する世界的規模での連帯による復興の意義をアピールすることを目的として、平成12年に設置され、「1.17希望の灯り」も誕生しました。ここには、被災10市10町の被災者の想いを運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにした灯りが灯されています。2001年には「希望の灯り」が分灯され、市民ランナーによってこの灯りが全国69都市のみなさんへ届けられました。
2002年から、企業、学校関係、行政、個人のご希望に応じて、分灯に取り組んでいます。今年も10日から17日にかけて、分灯が始まります。約60団体が分灯を受ける予定で、全国の約70箇所の追悼行事などで灯されます。
◆銘板の掲示
2003年12月より継続して、慰霊の復興のモニュメント瞑想空間内に銘板をご遺族の要望に応じて掲示する事務局を担当しています。(現在4880名の方のお名前を掲示)
◆「はるかのひまわり」
2001年から継続して、神戸の復興のシンボル「ひまわり」から生まれた「はるかのひまわり」を希望に応じて全国に配布しています。

NPO法人阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」理事長の上西勇さん
「慰霊碑に刻まれた犠牲者名を眺めていると、「私たちと同じ目に遭わないでください」と語りかけてくるようです。亡くなられた方の訴えを真摯に受け止め、減災に努力する必要があるのではないでしょうか。災害という1つの歴史は、様々なことを教唆しているだけに、人として親として、子や孫に震災のことを語り伝えなければなりません。」